ご相談のきっかけ
京都府宇治田原町にお住まいのお客様より、
「屋根にトラックが接触して瓦と雨樋が壊れてしまった」
というご連絡をいただきました。
このお住まいは、
約3年前に屋根の葺き替え工事を行ったお宅です。
施工後は特に問題なくお住まいでしたが、
今回の事故により
- 瓦の破損
- 軒先部分の変形
- 雨樋の破損
が発生しました。
施主様から
「前に工事してもらっているのでまたお願いしたい」
とご連絡をいただき、対応させていただきました。
破損状況の確認
現地写真を確認すると、
- 軒先瓦の割れ・欠け
- 周囲瓦のズレ
- 雨樋の変形
- 衝撃による固定部への影響
が見られました。

また、落下した瓦の破片も確認でき、
衝撃の大きさが分かる状態でした。

一見すると
割れた瓦のみ交換すれば良いようにも見えますが、
このような事故の場合、
見えていないズレや固定の緩み
が出ている可能性があります。
棟付近までめくり、固定状態を確認
今回は破損部周辺のみの差し替えではなく、
棟付近まで一度瓦をめくり、
- 固定状態
- ズレ
- 下地への影響
を確認しました。

部分修理でも、
将来不具合が出ない状態に戻すこと
を優先しています。
既存瓦を活かした部分復旧
幸いにも、
- 割れていない既存瓦が多く残っていたこと
- 下地に大きな損傷が見られなかったこと
から、
既存瓦をできるだけ活かしながら
部分復旧で対応しました。


全面やり替えではなく、
必要な範囲のみを適切に直すことで、
無駄のない修理が可能になります。
雨樋の交換と調整
衝撃で変形していた雨樋は、
正常部分で切断し部分交換を行いました。

屋根と雨樋は別々ではなく、
一体で機能する部分です。
瓦だけ直しても、
雨樋が機能しなければ意味がありません。
修理後の状態
復旧後は、
- 瓦の納まり
- 固定状態
- 雨樋勾配
すべて確認し、
通常通り安心して使える状態に戻りました。

施主様からは
「前に工事してもらっていたので安心して任せられた」
とのお言葉をいただきました。
今回の施工からお伝えしたいこと
事故による屋根の破損は突然起こります。
ただ、
- 瓦だけ交換すれば良いのか
- めくって確認が必要か
- 全体に影響がないか
この判断は
見た目だけでは分かりません。
今回のように、
過去に施工した屋根でも
状況に応じて最適な修理方法を選ぶことが、
長く安心して住むためには大切です。
瓦屋根の破損やズレが気になる場合は、
無理に触らず、まずは現状を正しく確認することが大切です。
